幼いころから毛量が多かったのが悩みでした。しかし、35歳を過ぎたあたりから、段々と量が少なくなってきています。まず、薄くなってきたのは、前髪です。薄毛はどんどん後退していっています。

美容室に行き、ブローをしてもらうと必ず後ろの髪の毛を前に流してセットしてくれます。年配の女性が分け目にウイッグを付けますが、あんな感じになっていくのだろうかとドキドキしていました。

考えられる原因は、20歳頃から繰り返してきた、脱色やカラーかな？と思いました。昔は、今みたいに地肌に優しい感じではなく、時には刺激を感じる薬剤が多かったような気がします。

それに、頻繁に色を変えていて、よく美容室に通っていました。もう一つ考えられる原因は、使っているシャンプーやトリートメントだと思います。市販のシャンプーを使うと抜け毛がかなり発生します。また、髪に潤いを与えるトリートメントも頭皮に残り、よくない影響を与えているのではないか？と思うようになりました。

というのも、95歳になるおばあちゃんに会った時のこと。シャンプーが強すぎるという話を聞いたのです。その方は、白髪がなく、髪の毛もふさふさでした。今の人たちは、刺激が強すぎる物を使っていて、そのせいで髪の毛が減っていると言われました。その方は、昔ながらの石鹸で洗っているとのこと。髪が長いと絶対にきしむと思いますが、私はショートなので、試しに石鹸で洗ってみました。すると、抜け毛がグンと減ったのです。驚きました。

特にかゆみも感じないので頭皮の汚れは落ちているのでしょう。髪のパサつきは特に気になりません。このことをきっかけに、シャンプーやトリートメントをやめて、石鹸であらうようになり、ヘアカラーもやめました。おかげさまで白髪はないので自然な黒髪に戻している最中です。

薄毛は、使う商品によって防げると思います。過剰なお手入れは逆効果なのかもしれません。